頑張っただけ自分に返ってくる
そのわかりやすさが
仕事のモチベーション。

相沢誉宏 takahiro AIZAWA
トラックドライバー
平成13年入社

不安から始まった新人時代

工業高校を卒業して土木系の業種を志望していたので、最初は藤井建設に入社して型枠大工として働いていました。なかなか思うように仕事ができずに悩んでいたところに、当時の社長(現・藤井建設会長)が「湘栄でドライバーをやってみないか」と声を掛けてくれて。もちろんトラックの運転経験もないし、ひとりであちこちの現場に行くという仕事に不安はありましたが、先輩の元で学ぶうちに、「頑張って続けてみよう」という前向きな気持ちになれました。その大きな理由は、負けたくない、挫折したくないという気持ち。そして何より、当時一番の若手だった自分に対して社長が「これからお前が会社を引っ張っていってくれ」と、期待を寄せてくれたことが大きいですね。その気持ちを裏切りたくない。そう思って懸命に仕事を覚えていきました。

「ありがとう」の言葉がやりがい

少しずつ仕事に慣れてくると、頑張った分だけ報酬がアップする、その手応えを実感できるようになりました。仕事の成果がしっかりと数字というカタチにあらわれるのは、この仕事の大きな魅力ですね。私たちドライバーが働きやすいよう、センター側でシステムの整備やスケジュール管理をしてくれているので仕事に集中することができ、安全運転ドライバーの表彰制度なども励みになります。もちろん、お客さまからいただく感謝の言葉も大きな励みになります。今でも覚えているのは、東日本大震災の直後、道路状況も厳しい中で緊急の依頼に応えて材料を届けたことです。先方が希望した時間には大幅に遅れてしまいましたが、現場で到着を待っていてくれ、「ありがとう、本当に助かるよ」と。あのときの言葉は、本当に心に響きました。普段の仕事でも、道幅の狭い道路を通るときなど、難しい、大変だと感じる場面はありますが、その先で待っているお客さまのもとへ安全かつ確実に材料を届けるのが自分の使命と心に刻んでハンドルを握っています。

培った技術力を未来への糧に

自分自身、実際に仕事をするまではドライバーの役割について意識したことはありませんでした。でも、建設現場が動き出すには、私たちの手掛ける「足場」が必要不可欠。オリジナルの部材の開発も手掛ける技術力や、単に足場の材料を運ぶだけでなく組み立てにも携わることのできるドライバーのスキル。足場のリース・配送を専門でおこなう湘栄ならではの力を誇りに思っています。運転だけでなく、材料の積み込みや荷下ろし、現場での作業など、みなさんがイメージする以上の仕事をこなすのが湘栄のドライバー。だからこそ、年配の現場監督とも対等に話せ、意見を言えるくらいの我の強さを持った人が向いていると思います。おとなしく言われるがままに動いていては、いい仕事はできません。一流の仕事をして、相手に感謝されるようなドライバーを目指して。そして、ドライバーの仕事が多くの人に認められ、評価されることを目指して。これからも走り続けていきます。

先輩社員インタビュー